Event
2019.02.01
―東京スタートアップコレクション2019冬 開催レポート
FUNDINNO企業と上場企業・大企業を結ぶ「ピッチイベント」2019年1月28日(月)FUNDINNOで資金調達をされた企業のピッチイベント東京スタートアップコレクション2019冬を開催いたしました。各業界のスペシャリストの登壇であり、たくさんの方にご関心をいただきました。ご来場誠にありがとうございました。会場:hoops link tokyo(渋谷区宇田川町28-4 三井住友銀行 渋谷西ビル6F)https://hoops-link-tokyo.com
当日はFUNDINNOで資金調達に成功されました5企業にご登壇いただきました。
◆株式会社プラネティア 代表取締役 鎌形諭氏
◆株式会社Fesbase 代表取締役 金田雅人氏
◆株式会社lord 代表取締役 村本訓一氏
◆株式会社Growther 代表取締役 姜大成氏
◆SAIGATE株式会社 代表取締役 新岡辰徳氏
◆株式会社プラネティア 代表取締役 鎌形諭氏
☆日本の企業がマーケティングに使える口コミメディア
☆ASEANの「ハイクラス女性」3000万人を会員に持つマーケティング
伸び率の高い東南アジアをターゲットに!
―鎌形氏 国境と言語を越え、国内化粧品メーカーの海外進出をサポート「COSMERIA(コスメリア)」https://www.planetia.info/cosmeria を展開しています。昨今、人口や所得の急激な伸びに伴い、ASEANは世界中の企業が注目するマーケットとなっています。特に、「Made in Japan」ブランドとそれへの憧れから、日本製化粧品へのニーズが高く、さらなる拡大が見込まれています。そのようなASEAN各国に進出を目指している国内化粧品メーカーに対し、多言語の口コミプラットフォーム「COSMERIA(コスメリア)」を活用し、マーケティング支援を行っています。COSMERIA」は2016年のサービス開始以来、ASEAN各国で「日本の化粧品が好きだ」という女性会員を集め、現在会員数は約15万人にまで達しています。
(株式会社プラネティア 代表取締役 鎌形諭氏)ーー会員の口コミを活用した製品の認知度拡大を図りつつ、国内化粧品メーカーの海外展開戦略に役立てていただいております。また、国内にある化粧品メーカーは4,000社以上、ASEANには3億人以上の女性のマーケットがあり、これらの市場ポテンシャルの活性化に向けて、今後も質の高いマーケティングサービスの提供をして参ります。
※株式会社プラネティアは2,500万円の資金調達を2018年11月13日に完了しています。https://fundinno.com/projects/50
◆株式会社Fesbase 代表取締役 金田雅人氏
☆2019年は訪日外国人4000万人と着実に拡大するマーケット
☆訪日外国人向けレストラン予約代行
―金田氏 インバウンド需要を日本のレストランに取り込むレストラン予約コンシェルジュサービス「JPNEAZY(ジャパニージー)」 https://jpneazy.com/ を運営しています。訪日外国人にとって日本での食事は楽しみの1つであるにも関わらず、「その土地でオススメのお店はどこか」「事前に予約が必要なのか」などが分からず、多くの不便不安を抱えていたり、レストラン側にとっても「外国語が分からず対応できない」「予約のドタキャンの発生が怖い」といった問題が発生しています。「JPNEAZY」ではバイリンガルのコンシェルジュが、訪日外国人客と日本全国のレストランを繋ぐ役割を担い、両者をサポートすることにより、年間6,000組(約1.5万人)以上の訪日旅行者に活用していただくサービスにまで成長しています。
(株式会社Fesbase 代表取締役 金田雅人氏)ーー今後、JPNEAZY.aiの開発を契機にレコメンドやマッチング機能を高めていき、サービスのブランド化を目指していきます。
民泊業者などのチャネルパートナーと連携もーー訪日外国人客とのコンタクトポイントを設けるべく、既に、民泊の運営代行会社や海外旅行予約サイトなどと提携しています。※株式会社Fesbaseは3,970万円の資金調達を2018年7月10日に完了しています。https://fundinno.com/projects/35
◆株式会社lord 代表取締役 村本訓一氏
☆旅行者にはコストを抑えてその街に住む人と話して文化を楽しんでもらう
☆ガイドしたい人は多く存在
☆旅行消費額の構成比は、日本人の宿泊旅行が60.2%
―村本氏 ガイドをシェアする!世界中の現地ガイドが、その旅行者の為だけのオーダーメイドツアーを提供しています。「RootTrip(ルートトリップ)」https://roottrip.com/ja/ は、世界中の旅行者と現地のガイドを繋ぎ、「ガイドをシェアする」という考えで、旅行に新たな価値と体験を提供するシェアリング・エコノミー型のマッチングアプリです。旅行者はRootTripを利用することで、現地の人々に、その地域の住民目線で旅行先の楽しみ方をガイドしてもらうことができ、旅行者がどう過ごしたいかというニーズを満たしてくれます。
(株式会社lord 代表取締役 村本訓一氏)観光庁の2017年のデータになりますが、日本人の国内旅行消費額は、前年比3.4%増の約26兆7千億円だったと発表されています。日本国内での旅行消費額は3年連続の増加です。内訳は、日本人の宿泊旅行が約16兆1千億円、日本人の日帰り旅行が約5兆円、日本人の海外旅行(国内消費分)が約1兆2千億円、訪日外国人の旅行が約4兆4千億円となっています。実は、日本人の宿泊旅行が60.2%と訪日外国人よりも、日本人の消費が多い現状があります。ここで注目なのが、RootTripは旅国内旅行としても利用されており、今後さらに需要が高まると思っています。また、『旅行者とガイド』どちらの立場でも利用可能です。国内旅行での利用や海外旅行での利用など、様々な場面で利用できます。※株式会社lordは2,800万円の資金調達を2018年4月10日に完了しています。https://fundinno.com/projects/23
◆株式会社Growther 代表取締役 姜大成氏
☆専門家のシェアリングサービス
☆フリーランス・副業時代の現状についてクラウドソーシング市場の実態について
―姜氏 世界中の知見と経験とスキルのシェアリングを実現!
「Bizlink(ビズリンク)」https://bizlink.io/ は、企業の課題に合った専門家(Bizlinker:ビズリンカー)がクラウド上で見つかり、具体的な相談、解決、依頼のできる専門家のシェアリングサービスです。企業とフリーランサーを適切に結びつけるためには、専門分野を理解している”ビズリンカー”の存在が欠かせないと言えます。
――弊社ではすでに、日本中で活躍している有能なスキルを持ってる方に、審査制で”ビズリンカー”の認定をします。これにより、「Bizlink」の管理権限が付与され、登録フリーランサーに仕事のオファーをかけることができたり、プロジェクトを立ち上げてチームを発足することができます。案件終了後、ビズリンカーとメンバーに成功報酬が支払われる仕組みとなっています。
(株式会社Growther 代表取締役 姜大成氏)――弊社では専門家が企業の課題に合わせ、最適なチームや人材を世界中のフリーランサーの中から見つけ、最適なマッチングを実現させるプラットフォームサービスを展開しています。フリーランサーが、会社に所属せずとも自身のスキルや能力次第で、好きな時間や期間、場所の制限にとらわれることなくお金を稼ぐことがでる世界を創ります。仕事を依頼する側としては、正社員採用や派遣等のエージェントに左右されず、ノウハウや人的リソースを必要な時に必要な分だけ確保できる画期的な仕組みとなっています。※株式会社Growtherは3,740万円の資金調達を2018年5月21日に完了しています。https://fundinno.com/projects/28
◆SAIGATE株式会社 代表取締役 新岡辰徳氏
☆コンテンツ作成したものをアジアに普及させることができる
☆ライセンスの一元管理をコアとしたSaaS型プラットフォーム
SAIGATE株式会社 https://saigate.co.jp/ はコンテンツ産業の制作スキームやライセンスの煩雑な構造を簡素化・デジタル化します。
―新岡氏 前職は不動産、制作業界に携わってきた経験から、制作(IT、WEB等)、コンサルティング事業にて起業しました。日本、中国、韓国をはじめとしたアジアを中心にエンターテイメントのライセンスを扱うビジネスに従事しています。海外のライセンス構造と輸出のスキーム、意思決定のスピードは日本と比べると優れたものばかりで、当時から日本で応用できないものか考えていましたが、その時は日本の業界構造が旧態依然として強固なもので難しいと感じました。しかし、昨今のIT技術の進化と市場の活況により業界で起きている変化を感じ、このタイミングなら成せると考えSAIGATE株式会社を設立しました。
(SAIGATE株式会社 代表取締役 新岡辰徳氏)――コンテンツ産業の制作スキームやライセンスの煩雑な構造をデジタル化する
弊社は、映画やアニメ、ゲームなどのコンテンツ制作における、ライセンス管理や制作スキームの煩雑な仕組みを一元管理可能なプラットフォーム「SAIプラットフォーム」を提供しています。現在、日本のコンテンツ制作には、様々な出資者が集まり創られる「製作委員会方式」という仕組みが多く活用されています。「製作委員会方式」そのものが悪いというわけではないのですが、現在の環境下においての運用方法が、二次利用時におけるライセンス処理の煩雑さや、コンテンツ制作の際に多重の下請け構造が発生するなど、複雑な構造を産んでいます。SAIGATE株式会社ではこの仕組みを、ライセンス管理や制作スキームのスマート化、さらにクラウドファンディングを活用した資金調達などを可能にし、コンテンツ制作に新たな仕組みを提供します。また、SAIGATE株式会社は業界のプロフェッショナルが集まっており、コンテンツの2次利用以降の国内市場だけでなく、海外市場への販売チャネルも確保しています。そのためライセンスの一元管理によりスピーディーな意思決定がコンテンツの多面的な展開が可能となり収益を大きく押し上げることができるようになっております。
☆ブロックチェーン技術を活用し、「関わる事業者」「ライセンス管理」「出資者」等について、改ざん不可能な事実としてプラットフォーム上で管理。※SAIGATE株式会社は4,820万円の資金調達を2018年8月7日に完了しています。https://fundinno.com/projects/39
◆開会の挨拶
(日本クラウドキャピタル COO大浦学)
株式投資型クラウドファンディングを運営する「FUNDINNO」で資金調達された企業は、ビジネスモデルの成長性・革新性から、多くの個人投資家からエンジェル投資を受けています。株式投資型クラウドファンディングは金商法上、年間1社あたりの投資額は、50万円までの上限額が定められています。そのため、約4000万円の資金調達の場合では、約200~300人ほどの個人投資家に応援される形になります。株式投資型クラウドファンディングによる募集によって多くの個人投資家から認められた企業は、資金調達後も日々、進化・成長をし、次なるステージに向かっています。その際に、大企業や上場企業との連携は必要不可欠だと考えています。私たちFUNDINNOは、プラットホームとして資金調達のサポートだけではなく、次なるステージへの加速のために必要なサポート体制も整えております。
(左から 日本クラウドキャピタル営業部 道古薫、営業部 荒木浩明、管理部 高瀬美穂)
(日本クラウドキャピタル営業部 落合文也)
(日本クラウドキャピタル営業部 柴田展大)
【会社概要】会社名 株式会社日本クラウドキャピタル
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長 (金商) 第2957号 加入協会:日本証券業協会
代 表 柴原 祐喜/大浦 学
資本金 393,601,570 円 (平成 30 年 4 月 27 日現在)
設立 2015年11月26日 所在地 〒141-0022 東京都品川区東五反田5-25-18
URL https://www.cloud-capital.co.jp/
<手数料等及びリスク情報について>
当社のサービスにおける取扱商品の手数料及びリスク等は、当社のホームページで表示しております「重要事項説明書( https://fundinno.com/disclosure )」の内容と、プロジェクト毎の契約締結前交付書面の内容をご確認ください。投資にあたっては、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。
ご注意:本報道発表文は、FUNDINNOのサービスや実績を一般に公表するための文書であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社日本クラウドキャピタル 広報担当 馬渕:E-mail:m.mabuchi@cloud-capital.co.jp